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点字広報ふくしま第279号

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月6日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓>地域おこし協力隊が描くふくしまの未来

 自然が豊かで、人がやさしい福島県。それぞれの地方に個性があり、さまざまな人が暮らしています。その中に、地域をもっと元気に、より魅力的にするため、日々悩みながら、前向きに励んでいる地域おこし協力隊がいます。

1 地域おこし協力隊って何?

「地域おこし協力隊」とは、人口減少や高齢化などの進行が目立つ地方において、都市部の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらうことで、地域力の向上を目指す取り組みです。
 地方自治体が住民を受け入れ、地域おこし協力隊として委嘱します。おおむね1年以上3年以下の期間、地域で生活しながら活動に従事します。

2 地域おこし協力隊の主な活動内容

・地域行事やイベントの応援、伝統芸能や祭りの復活
・地域ブランドや地場産品の開発・販売・プロモーション
・空き店舗活用などの商店街活性化、農作業支援 など

3 地域おこし協力隊になるには・・・

(1)県内自治体による協力隊の募集情報などを確認
※活動内容、条件、待遇などは各自治体によって異なります。
(2)募集している自治体に応募
(3)自治体による選考(書類選考、面接など)の結果、採用が決定
(4)自治体から、地域おこし協力隊としての委嘱を受ける。
(5)地域おこし協力隊として活動開始!

4 インタビュー(1) 

地域おこし協力隊(三島町商工会) 佐藤 彩乃さん
地域おこし協力隊として三島町商工会に赴任し、買いもの支援として町内で入手しにくい食品を取り揃えた「よってがん処夕市」というイベントを開催しています。また、大型スーパーと連携し、お惣菜を発注して利用者に届ける仕組みづくりにも励んでいます。現在、改修した空き店舗に人やモノの拠点をつくり、協力隊の任期が終わるこの4月からは、その拠点を会社として運営していく予定です。新しい会社では住民の皆さんに安心した暮らしを届けられるよう飲食事業や生活サポート事業を中心に進めていきます。喜ぶ人の笑顔を見ることで「やってきたことが間違いではなかった」と実感できる、協力隊の活動の中で感じたこの気持ちが今の私のモチベーションです。

5 インタビュー(2) 地域おこし協力隊Ob

(一社)つむぐるカンパニー 小林 誠さん
 福島市で生まれ育ち、東京で長いことサラリーマンをして、正直、福島に戻る気は全くなかったんです。だけど、震災以降、福島でボランティア活動をするうちに、自然があって、ご飯がおいしくて、ふと「福島って良いところだな」って改めて気づきました。その後、福島にUターンし、平成25年7月から伊達市地域おこし支援員として、担当の保原町富成地区を中心に、「寺子屋教室」(子どもたちの学習支援・交流事業)や「田舎体験ツアー」などの企画、地域の自治組織の事務局運営などに携わりました。
 任期を終えても、「地域の受け皿になりたい」との思いが強く、伊達市内で新たに法人を設立しました。現在も、県内を訪問する大学生を受け入れたり、耕作放棄地を利活用してワイン用ブドウの栽培に取り組んだりと、地域おこし協力隊の延長線上にあるような活動に励んでいます。行政と地域の間に立って「橋渡し役」になることが私の役割だと思っています。

6 地域おこし協力隊とつながる取り組み

(1)福島の今を伝え、地域とつながる「ふふふカフェ」
  地方での暮らしに興味のある方に向けて、自治体職員や地域おこし協力隊が福島の魅力を直接伝える「ふふふカフェ」を定期的に首都圏で開催しています。隊員などとの交流を通して、福島の今を知ってもらい「ふくしまファン」を増やしていく取り組みです。
(2)隊員同士が交流できる場所があります!
  新しく着任した地域おこし協力隊が、活動の具体的なイメージを持つことができるようにオリエンテーションを行っています。地域おこし協力隊のOb・Ogも参加し、「地域で活動する心得」などについて語り合うことで、協力隊員同士のネットワークづくりができています。

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情報ボックス

北方領土問題について考えよう!

歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島からなる北方四島は、歴史的にみても、国際間の取り決めに照らしても、明らかに我が国固有の領土です。しかし、戦後72年が経過した今日においても、依然としてロシアによって法的根拠なく占拠されています。
北方四島の一日も早い返還を実現するために、政府の外交交渉を後押ししましょう。
◆問い合わせ先 
県庁県民広聴室 024(521)7013

弾道ミサイル発射時の行動について

弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で日本に飛来します。
Jアラートによるミサイル発射情報・避難の呼びかけがあった場合は、直ちに次のとおり行動してください。

【屋内にいる場合】

窓から離れるか、窓のない部屋に移動し頭部を守る。

【屋外にいる場合】

早くに近くの建物(頑丈)に避難する。

【屋外にいて、近くに建物がない場合】

物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る

◆問い合わせ先 
県庁危機管理課  024(521)8651

「Sacraふくしま」にご相談ください

性暴力等被害救援協力機関「Sacra(さくら)ふくしま」は、性暴力などの被害に遭われた方を支援するため、ふくしま被害者支援センター、県産婦人科医会、県警察、県、県教育委員会が連携して運営するネットワークです。被害に遭い、「警察には話しにくい」「どうしたらいいかわからない」などお悩みの方は「Sacraふくしま」にご相談ください。
■相談窓口 性暴力等被害専用電話Sacra(さくら)ホットライン
☎024(533)3940
■受付時間 月・水・金 午前10時~午後8時 
火・木   午前10時~午後4時
◆問い合わせ先 
県庁男女共生課 ☎024(521)7188

110番は正しく利用しましょう

110番は事件・事故専用の緊急通報ダイヤルです。次のことに注意して、正しく利用しましょう。
○県内どこからかけても警察本部につながります。
○携帯電話で通報するときは、安全な場所に止まってから通報しましょう。
○相談・問合せは、警察相談専用電話「#9110」または
☎024-525-3311におかけください。
◆問い合わせ先 
警察本部総合運用指令課 024(522)2151

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わかる県政

福島空港からチャーター便で旅行しよう!

福島空港から国内外のさまざまな場所にチャーター便を運航しています。今回は、福島空港からのチャーター便について紹介します。

1 チャーター便に関するQ&A

Q:チャーター便ってなに?
A:定期路線がない場合などに開設される航空便。県は旅行会社と航空会社の橋渡しをしています。

Q:年間どのくらいの便が飛んでいるの?
A:平成28年度は、国内線20便(客数1,203人)、国際線39便(客数4,894人)となっていて、今年度はさらに増えています。

Q:どこに飛んでいるの?
A:今年の2月・3月はベトナムのほか、台湾、長崎、熊本、宮崎、沖縄、種子島などに飛ぶ予定です。

2 チャーター便で福島からベトナムへ!

県による航空会社などへの誘致活動によりチャーター便が実現すると、旅行会社がツアーを組みます。ベトナム便としては福島空港開港以来最多となる連続チャーター便です。

○「福島空港からチャーター便で行く! ベトナム5日間」

出発日は2月18日(日曜日)から4月11日(水曜日)までの間の14回。フリープランと、ホーチミン市内観光などの充実プランがあります。
  お問い合わせ・お申し込み先
 福島ツーリストサービス(株) ☎024(521)1511

3 チャーター便でベトナムから福島へ!

県では、空港で歓迎の横断幕を掲げて記念品をお渡しするなど、外国人旅行者のおもてなしにも力を入れています。
○ベトジェットエア機内誌で福島県を紹介し、ベトナム人気歌手・女優が本県の観光地をPrしました。

チャーター便に関する問い合わせ 
福島空港ビル ☎0247(57)1511

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点字図書館だより

1.受賞おめでとうございます

 当館の図書製作に尽力され、平成29年度に表彰を受けられた奉仕員の皆さんを紹介します。        (五十音順・敬称略)
●福島県点字図書館長感謝状       (平成29年8月5日)
  加賀谷 功(音訳)、小林 友子(点訳)
●第47回「朗読録音奉仕者感謝の集い」
 ○朗読録音奉仕者(地区表彰)     (平成29年9月15日)
清水 玲子(音訳)
 ○校正奉仕者(地区表彰)       (平成29年9月15日)
遠藤 郁子(音訳)
 ○朗読録音奉仕奨励賞         (平成29年10月3日)
  金井 康文(音訳)、川井 真由美(音訳)
  黒田 明美(音訳)、渋谷 明子(音訳)
  中村 京子(音訳)
●ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰
橘 洋子(音訳)         (平成29年11月22日)
●第20回「ふくしまボランティアフェスティバル」における
知事感謝状              (平成30年2月24日)
  岩下 せい子(点訳)、鈴木 豊子(点訳)
  山田 シカ(点訳)
●第20回「ふくしまボランティアフェスティバル」における
社会福祉協議会長表彰         (平成30年2月24日)
  小野 さつき(点訳)、齋藤 愛(点訳)
佐藤 弘子(点訳)
●第20回「ふくしまボランティアフェスティバル」における
社会福祉協議会長感謝         (平成30年2月24日)
  齋藤 みどり子(点訳)、佐川 調(点訳)
野地 道子(デイジー編集)

2.「みんなの広場」に原稿をお寄せ下さい

 点字広報ふくしまのコーナー「みんなの広場」では、皆さんからの寄稿をお待ちしています。氏名を明記の上、手紙・メールなどで当館までお寄せください。
 作品は未発表のものに限ります。原稿はお返しできませんのでご了承ください。応募多数の場合は選考となる場合があります。
○内容  体験記、自作の詩・短歌、エッセイ、本の感想など
○字数  1ページ分 墨字600字(縦20×横30)程度
 点字用紙1枚半(片面)程度
○題名がある場合は記載してください。

3.解説放送番組表について

 解説放送とは、副音声による場面の解説を行うテレビ番組のことです。
全視情協(全国視覚障害者情報提供施設協会)のホームページ(http://www.naiiv.net/)では、日本テレビ、テレビ朝日、Tbsテレビ、フジテレビで放送されている解説放送番組表(予定)を掲載しています。テレビ朝日、Tbsテレビは月ごとの番組表です。
 「トップページ→各種資料→解説放送番組表」の順をたどってご覧ください。

◆県点字図書館 024(531)4950

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みんなの広場

「二つの感動!!」

点訳奉仕員  安藤 君代(あんどう きみよ)
 点訳奉仕員として今年で2年目を迎えます。
初めて本を頂き、目の前にした時、ドキドキ ワクワク。そして、半年も過ぎた頃に製本して頂き、本になった時の感動 感動!! 今でも忘れられません。
 そんなある日、雪の中、点字図書館へ行こうとした時、駅の改札口で白杖を持った方がいました。同じ方向に行くと知り、声をかけ、いっしょに歩きました。雪はやんでいましたが路面は凍り付き、初めての付き添いにこれでいいのかと頭の中で考えていました。が、別れた後、思ったのです。私、普通に声をかけ、普通にいっしょに歩き、普通に話ができたと。「やった!」と思わずガッツポーズ。
点訳ももちろん感動ですが、こちらの経験がもっと感動した自分に自分で驚きました。
 この二つの感動の気持ちを忘れずに、そして、諸先輩方の色々な苦労話や楽しい話を聞くと頑張って続けようと思います。でも、「頑」は頑固の「頑」でもあるから、「素直に続けよう」にしたいです。
まだ2年目ですが、本が手元に無いと寂しく感じるのはなぜでしょう?
それは、今はわかりません。ただ「本を読む」ということはこんなにも難しいと感じつつ、「本が無い」とこんなにも寂しいものだと感じています。
点字図書を通して、たくさんの人に出会えたことに感謝したいです。

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協力会だより

点字体験講習会などへ講師を派遣いたします

視覚障がい者への理解を深めていただくとともに、ボランティア活動及び地域との交流促進を図るため、学校の授業やサークル・団体の点字講習会などに講師を派遣しています。
本年度は、福島市立第二小学校や福島市立平野小学校、桑折町立醸芳小学校、福島市立信夫中学校での点字体験教室がありました。
授業や講習会で点字体験を計画されてる学校やサークル・団体がありましたら講師派遣事業をご利用下さい。
なお、点字器や点字用紙などの教材は、当方で準備いたします。

日常生活用品のあっせんについて

 本会では、視覚障がい者の日常生活自立支援のため、日常生活用品(用具)の入手などについての相談、あっせんを常時行ってます。
 必要な用品(用具)がありましたら、事務局に相談下さい。
視覚に障がいのない方でも使える便利商品や防災グッズなども揃っていますよ。
「用品(用具)の一例」
・点字器類:標準点字盤、小型点字器、点筆など
・白杖  :折りたたみ、スライド式、置杖など
・日用品 :裁縫道具、財布、小銭入れ、便利商品など
・その他 :ロ-ビジョン用品や時計、おもちゃ、ゲ-ムなど

◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(Fax兼用)

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生活支援センターだより

【日常生活用具給付について】

前回に引き続き日常生活用具の給付申請についてお話します。各品目には、市町村ごとに基準額が定められています。
ここでは、福島市を例にします。申請を行う場合は、必ずお住まいの障がい福祉担当窓口でご確認ください。かっこ内は基準額で単位は円です。原則1割負担ですが、基準額を超えた分は、自己負担となります。また、非課税世帯では1割負担が免除される市町村もありますが、その場合でも超過分は本人負担となります。
・火災警報器(10,000)・自動消火器(28,700)・電磁調理器(41,000)
・歩行時間延長信号機用小型送信機(7,000)・盲人用体温計(9,000)
・盲人用体重計(18,000)・盲人用時計(13,300)・点字器(13,000)
・情報通信支援用具(100,000)・点字ディスプレイ(383,500)
・点字タイプライター(63,100)・ポータブルレコーダー(85,000)
・視覚障害者用活字文書読上げ装置(99,800)
・視覚障害者用拡大読書器(198,000)
・地デジ放送が聞けるラジオ(29,000)
申請の流れは、申請したい製品の見積りとカタログを業者から取り寄せます。「申請書」「見積書」「身体障害者手帳」「印鑑」「マイナンバー」をそろえて、地元の役所または支所の障がい福祉担当窓口で申請します。
なお、「申請書」は市町村窓口にあります。申請後、1・2週間後に決定通知書が市町村から届きます。その後の流れは、市町村によって異なりますので、支援センターまでお問合せください。

◆県視覚障がい者生活支援センター 024(535)5275

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福祉協会だより

福祉協会では、県障がい福祉課や福島県共同募金会、県視覚障がい者生活支援センターなど、多くの皆さんのご理解とご支援をいただき、IT教室(パソコン教室など)や訪問指導を平成29年度も行ってきました。
 現在のような情報化時代にあって、視覚障がい者の大きな味方であるパソコンを、どのように上手に使いこなすかは重要なことです。でも一朝一夕にはいきません。
 そこで、県内に在住する視覚障がい者の皆さんに、パソコン操作に関するお手伝いが少しでもできればと、今年度は初めての試みとして、支援センターを会場に月1度(原則 第1もしくは第2日曜日)、定期的なパソコン教室を予約制で行いました。毎月、数名の視覚障がい者が来館し、日常のパソコン操作上の疑問点を解決したり、便利な機能を新たに学んだりと有意義な教室開催となりました。
 来年度(平成30年度)も、支援センターを会場に定期的なパソコン教室の開催を行います。また、音声パソコンに限らず、IphoneやIpad、ロービジョンの皆さんのパソコン操作に関する相談や指導にも取り組みたいと考えています。
 但し、資料の準備や講師の関係もありますので、興味のある方は4月以降、支援センターにご相談ください。

◆県視覚障がい者福祉協会 024(535)5275

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情報ボックス

「労働困りごと相談会」を開催します

 皆さんの職場の中で起きている、賃金や退職、人間関係などに関する困りごとや疑問についての相談をお受けします。相談は無料で秘密は厳守します。現地相談会では、労働問題に精通している労働委員会委員が対応します。気軽にご相談ください。

【現地相談会】
■日時 
12月17日(日曜日) 午前10時~午後4時
■場所 南相馬市労働福祉会館、県いわき合同庁舎

電話相談 
(024(521)7594(県内全域)午前10時~午後5時

問い合わせ先 県労働委員会事務局 電話 024(521)7594 

 帰還に向けた放射線不安相談窓口

県では、原発事故による避難区域が設定された12市町村の住民や事業者の方を対象にした、身の回りのもの(ごみ、廃棄物、その他)への放射線不安に関する相談窓口を設置しています。

現地での放射線量測定等の調査や関係機関の紹介も行っていますので、家のリフォーム・修繕から出た廃棄物、家の外に放置されていたものの放射線量や処分先などについて、気軽にご相談ください。

相談窓口 浪江町役場本庁舎1階(正面玄関左側談話スペース)
相談先    電話 080(2845)3905  メール info2@fukushima-sanpai.jp
相談時間 平日(祝休日を除く) 午前8時30分~午後5時15分
問い合わせ先 県庁産業廃棄物課 電話 024(521)7264

今年の「特定健診」もう受けましたか?

特定健康診査は、40歳から74歳までの方を対象とした、生活習慣病(糖尿病、高血圧等)を予防するための健康診査です。

生活習慣病は、気づかないうちに悪化してしまいます。早期発見、早期治療のため、そして自分の健康のため、健診を受けて健康管理をしましょう。

特定健診の結果、メタボ該当者または予備群と診断された方は、特定保健指導を利用することができます。日程や費用については、お住まいの市町村窓口にお問い合わせください。

問い合わせ先 県庁健康増進課 電話 024(521)7236   

 有期労働契約者の無期転換ルールについて

 無期転換ルールとは、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合、労働者の申し込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルールです。 

通算5年のカウントは、平成25年4月1日以降に締結した契約から開始し、原則として、契約期間に定めがある有期労働契約が5年を超えるすべての方が対象です。契約社員、パート、アルバイトなどの名称は問いません。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ先 福島労働局雇用環境・均等室 電話 024(536)4609

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点字図書館だより

1.「平成28年度 増加図書目録」について

 当館で平成28年度に所蔵した図書の目録ができました。

点字版、墨字版、デイジー版があります。目録には、書名・著者名・分類番号と巻数や時間などを記載しています。

 本誌(点字広報ふくしま)に毎回掲載している「新刊案内」と重複するため、全利用者への配布はしません。1年分がまとまったものを希望する方は当館までご連絡ください。1人1種類に限り、無料でお送りします。

2.「点字広報ふくしま」について

2か月ごとに発行している「点字広報ふくしま」の種類は、墨字版・点字版・デイジー版・カセット版があります。ご希望により1戸につき1種類をお送りしています。媒体の種類を変更したい場合はご連絡ください。デイジー版、カセット版を含め返却は不要です。

また、県のホームページには「県政の窓・わかる県政・情報ボックス・点字図書館だより・みんなの広場」、点字図書館のホームページには「点字図書館だより・新刊図書案内」を掲載しています。郵送に合わせて、テキストデータを更新していますので、どうぞご利用ください。

3.「福島県点字図書館のつどい」について 

「第53回福島県点字図書館のつどい」を平成30年10月に開催します。ぜひ、ご参加ください。

詳細は、平成30年7月号(281号)でお知らせします。

■開催日 平成30年10月21日(日曜日)

■会 場 コラッセふくしま(福島市三河南町1-20)

4.貸し出し担当よりお願い

(1)貸し出し期間は、郵送の期間を除いて一般図書は15日以内です。貸し出し数は、デイジー図書は5タイトル、点字図書は2タイトルまでです。期間延長を希望するときはご相談ください。なお、ご要望にこたえられない場合もありますのでご了承ください。

(2)貸し出しの申し込みは電話・Fax・手紙・電子メールなどで受け付けています。メールで送信するときは、氏名と件名(例「デイジー貸し出し希望」など)の記入をお願いします。

(3)前の週に新しく蔵書をした点字・録音図書、点字・録音雑誌を毎週水曜日にメール配信しています。パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンでのメール登録も可能ですので、新刊図書メール配信サービスを希望する人は当館へご連絡ください。

5.年末年始の休館日について

 平成29年12月27日(水曜日)から平成30年1月5日(金曜日)は、休館日となります。貸し出しの申し込みなどの連絡は、12月22日(金曜日)までにお願いします。

 ◆県点字図書館 電話 024(531)4950

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みんなの広場

「親子点字体験教室」に参加した方から感想をいただきました。

【赤坂 怜大(あかさか れんだい)さん 荒井小学校4年】

 ぼくは、7月30日に点字教室に行って、知らなかったことがいくつもありました。とくに、点字は「いつ」「どこで」「だれが」作ったか、ということです。ぼくは、日本で作られたと思っていました。ハリー・ポッターの本も6冊にもなるとは思いませんでした。1冊でも多いのにすごい量だと思います。いろいろな道具もあって、便利だなぁと思いました。

点字は学校で勉強したけれど、あまり「すごい」とか「やってみたい」など感じなかったので、こういう時に点字を学びたいです。家などで点字を見つけたら読んでみたいです。街で目が不自由な人がいたら「なにか手つだうことはありますか」と声をかけたいです。

【真田 明慶(さなだ あきよし)さん 森合小学校6年】

 おどろきの連続でした。びっくりしたのは、視覚障がいを理解するために、アイマスクをつけて歩いた事です。つえをついてお母さんのうでにつかまって歩いたけれど、どこを歩いているのかわからなくて、何かにぶつかりそうで足を一歩だすのがとてもこわかったです。お菓子の味当てクイズでは、パイン味のゼリーがいちご味だと思ってしまいました。りんご味のジュースはかんたんでした。ほかにも食べてみましたが、見ないで舌だけで味を当てるのはとてもむずかしいと思いました。

 体験をして、視覚障がいの人は、知らない道を歩いたりする時は不安でこわい気持ちになるんだろうと思いました。こんな時はどうするんだろうという疑問がたくさんでてきました。これからは、困っている人を見かけたら声をかけたいと思います。

協力会だより

~日常生活用品(用具)の相談・あっせん~

本会では、視覚障がい者の日常生活自立支援のため、日常生活用品(用具)の相談・あっせんを常時行っています。

必要な用品(用具)がありましたら、事務局にご相談下さい。

「用品(用具)の一例」

・白杖類: 直杖、折りたたみ杖、白杖関連小物など

・点字器類:標準点字盤、小型点字器、点筆など

・用紙類:点字用紙、粘着材付きのシート、ノ-ト類など

・時計類:音声腕時計、触読式腕時計、音声置時計など

・調理器具類:プッシュ式万能調味料入れ、計量みそマドラ

-、音声キッチン秤、キッチンタイマーなど

・スポ-ツ用品:盲人野球用ボ-ル、サッカ-ボ-ル、バレ-ボ-ルなど

・健康測定機器類:多機能音声体重計、音声付電子体温計、

音声血圧計など

・ゲ-ム類:トランプ、オセロゲ-ム、立体囲碁盤など

・おもちゃ類:にゃんこ計(音声と光でお知らせする温湿度計)、

体操ブ-ブ-(いつでもどこでもラジオ体操が

できる手のひらサイズのブタのマスコット)など

・財布類:ジャバラ式仕分け財布、三段ファスナ-小銭入れなど

これらのほか、軽量特大折りたたみ傘や安全爪切りなどをはじめ便利な日常生活用品(用具)が沢山あります。

また、目が不自由でない方でも便利に使える物がいろいろあります。

詳細については、事務局までお問い合わせ下さい。

 ◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(ファクス兼用)

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生活支援センターだより

補装具(白杖)の申請について

 白杖は視覚障がい者の補装具に該当します。視覚障がいによる身体障害者手帳を所持している方は、等級に関わらず補装具費支給申請ができます。視覚障がい者を対象とした補装具は白杖のほかに、義眼・矯正眼鏡・遮光眼鏡・コンタクト・弱視眼鏡(掛け眼がね式・単眼鏡)がありますが、眼鏡類の申請には、眼科医の意見書が必要です。

 ここでは白杖の申請についてお話します。申請に必要な書類は、申請書(市町村福祉担当窓口で)、身体障害者手帳、印鑑、見積書(取扱い業者から取り寄せ)、マイナンバーを準備し居住の市町村福祉担当窓口で申請します。申請した場合の自己負担は原則1割ですが、申請者及び配偶者が住民税所得割額46万円以上の場合は、全額自己負担となります。また、申請者と配偶者が非課税の方は自己負担がありません。ただし、基準額を超えた場合、超過分は自己負担です。

 次に、基準額、耐用年数について説明します。各杖には基本構造によって基準額と耐用年数が決められています。耐用年数を過ぎると新たに申請できます。直杖で、繊維複合素材の杖は耐用年数が2年、軽金属が5年、携帯用で、繊維複合素材の場合は2年、軽金属は4年となっています。基準額も構造(直杖、携帯用、身体支持)で異なり、更に夜光材が装着されている、フラッシュライト付で加算があります。また、ゴムグリップの場合は660円加算されます。ご自分が選んだ杖の価格と基準額の差(超過分)は非課税世帯でも、自己負担となります。直杖と携帯用の同時申請もできます。白杖の申請については、支援センターにご相談ください。

県視覚障がい者生活支援センター 電話 024(535)5275

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福祉協会だより

第5回福祉大会を開催

去る9月24日、郡山市香久池の「郡山市障害者福祉センター」で、第5回福祉大会を開催しました。

この大会は、日頃、会員の皆さんが不便や不自由を感じている事、また新たな補助具・補装具の開発希望等々について意見を出し合い、その実現に向けて日盲連等の上部団体や行政機関・JRなどに要望書を提出し、協会として運動していくことを目的に開催しています。

 首都圏での痛ましい視覚障がい者のホームからの転落死亡事故を受けて、JR・私鉄などの駅ホームの安全対策についての要望が出され、上部団体である東北盲人会連合としてJR仙台支社に安全対策の要望書を提出しました。また、県内に視覚障がい者生活訓練指導員として歩行訓練士の配置要望が出され、福島県ロービジョンネットワークなどの他団体と共同で福島県に要望書を提出し、担当部署との話し合いの機会を持つことができました。

 今年度は、新しいGPSを利用した音声ナビの開発と普及についての希望と、新たな信号機の設置に関して、地元の視覚障がい者団体とヒアリングを行い、音声信号機を設置して欲しいなどの要望が出され、実現に向けて関係機関に働きかけを行いたいと思います。

県視覚障がい者福祉協会 (024(535)5275

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