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点字広報ふくしま第321号

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年3月27日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

<県政の窓>ひとつ、ひとつ、実現する カーボンニュートラル

一人一人ができることから始めよう! 

 県では、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて「福島県二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けた気候変動対策の推進に関する条例」を令和6年10月に新たに制定しました。
 未来の子どもたちに、安心して暮らすことのできる環境を継承するため、オール福島で気候変動対策に取り組みましょう!

◎ 「カーボンニュートラル」とは? ◎

​ 二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。​

◎ 将来の福島県の気温予測 ◎

 福島県内の平均気温は、温室効果ガスの削減努力がなされなければ、21世紀末ごろには、約4.4℃上昇する(基準:1981-2000年)と予測されています。
 出典:福島大学「福島県の気候変動と影響の予測」(令和5年3月)

◎ 福島県の温室効果ガス排出量の削減目標 ◎

 2013年度を基準年度とし、
 2021年度▲18.4%(最新値)、2030年度▲50%(目標値)、2040年度▲25%(目標値)、2050年度▲100%(目標値)
   2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、さらなる削減努力が必要です。

若者世代が思い描く「カーボンニュートラルが実現した未来」​

 福島大学の学生の皆さんと一緒に、私たちの暮らしの中で、省エネの徹底や再エネ・水素の利用、自然災害への備えなどが当たり前になっている2050年の福島県をイメージしたイラストを作成しました。
  詳しくは、県ホームページをご確認ください。

◎ カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な取り組み ◎

 2050年カーボンニュートラルを実現するためには、省エネの徹底や再エネの利用促進などの「緩和策」と、熱中症対策を始めとした「適応策」を両輪として、オール福島でさまざまな取り組みを進める必要があります。

< 緩和策(温室効果ガスの排出量を減らす取り組み)

●日常生活
 ○電気、ガス明細のチェック
 ○省エネ家電の使用
 ○エシカル消費 
 ○環境に優しい商品・サービスの選択 など

●交通および自動車使用
 ○公共交通機関、自転車の利用
 ○エコドライブの実施
 ○物流の効率化
 ○再配達の削減
 ○電気自動車などの購入、充電設備の設置 など

●建築物
 ○窓や壁の断熱化
 ○太陽光発電設備の設置
 ○木造化、木質化
 ○県産材利用 など

●事業活動
 ○温室効果ガス排出量の見える化
 ○省エネの推進
 ○働き方の転換 など

●廃棄物
 ○ごみの発生の抑制
 ○ごみの分別、資源の再生利用 など

●再生可能エネルギーなどの利用
 ○再エネの利用促進、地産地消
 ○[再生可能エネルギー設備などの設置者]
  自然環境の保全、良好な生活環境の確保 
   ○水素の実用化の促進 など

●森林整備など
 ○森林の整備、保全
 ○再造林の推進
 
  ○建築物や敷地の緑化 など

​< 適応策(気候変動による影響に備える取り組み)>

 適応策に関する情報の収集、実践 など
 ○農林水産業:品種改良などの食料供給の確保に関する対策
 ○自然災害:水害、土砂災害などの被害の防止・軽減策
 ○健康:熱中症、感染症などの予防策 など

◎ 皆さんの暮らしの豊かさにもつながります。 ◎

○省エネ家電への買い換え
〔例えば年間で…〕 CO2削減効果 約180Kg/世帯
 節約額 約19,000円
○太陽光発電設備の設置
〔例えば年間で…〕 CO2削減効果 約920Kg/世帯
 節約額 約53,000円
○ごみの削減分別・3R(リデュース・リユース・リサイクル)
〔例えば年間で…〕 CO2削減効果 約30Kg/世帯
 節約額 約3,800円
 参考:環境省「デコ活ポータルサイト」

イベントレポート

◎ 令和6年度 ふくしまカーボンニュートラル実現会議総会 ◎

 「ふくしまカーボンニュートラル実現会議」は、福島県2050年カーボンニュートラルの実現に向け、県民、民間団体、事業者、行政などが、オール福島で連携して取り組むことを目的として、令和5年6月に設置されました。(令和6年12月現在:219団体、学識経験者5名が参画)
 令和6年12月9日に福島市で開催した令和6年度総会の様子を紹介します。
 

<第1部 総会>
●ふくしまゼロカーボンアワード2024(事業所版)表彰式

【最優秀賞】
 ・産業部門:NECプラットフォームズ株式会社 福島事業所
 ・運輸部門:株式会社デイリーサービス
 ・民生業務部門:HEART計画株式会社 御とめ湯り
【優秀賞】
 ・産業部門:日産自動車株式会社 いわき工場
 ・民生業務部門:株式会社東邦銀行
【特別賞(適応分野)】
 ・相馬野馬追執行委員会

●トークセッション
HEART計画株式会社 御とめ湯り 加藤 貴之 代表取締役

・無駄をなくし、さらなる効率的な経営を進める中で、様々な取り組みが生まれた。
・大切なのは「減らす」ことと「創る」こと。この2つの取り組みを地道に民間レベルでも進めていくことが、世界的なSDGsやカーボンニュートラルにつながる。

国立大学法人福島大学 共生システム理工学類 川越 清樹 教授
・温室効果ガス自体の寿命は、おおよそ50年から200年。若い世代への負債になってしまうため、このまま放置するわけにはいかない。
・カーボンニュートラルの実現には「続けること」が一番重要。楽しく継続できる工夫をしながら、緩和策にも適応策にも取り組む必要がある。

内堀知事
・まずは「知る」こと、その上で考えて「自分にできることから行動する」こと。この継続と、この輪を広げていくことが、カーボンニュートラルの実現につながる。
・未来の子どもたちのために今を生きる我々が何をできるか、その決意が大事。危機意識と希望の両方を持って、また明日から取り組みを進めてほしい。


<第2部 講演>
演 題:カーボンニュートラルの世界的潮流と地域脱炭素における福島県への期待

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 吉高 まり フェロー
・社会課題解決のため、企業や金融機関にとって、カーボンニュートラルは非常に重要なコミュニケーションツール。中小企業にも対応が求められる。
・地域でのカーボンニュートラルの実現に向けては、あらゆる関係機関が一緒に取り組む必要がある。その中で、地域の金融機関の役割は大きい。
・実現会議が一つのエンジンとなって、県全体で、GXの新たな波の中で産業を興していくような、これまでとは違う福島県の姿を期待したい。

◎ 「GX」とは?​ ◎

 グリーン・トランスフォーメーションの略語。
 化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のことです。

 

<わかる県政>あぶくま高原道路を利用しよう!​

●あぶくま高原道路とは?​

 あぶくま高原道路は、東北自動車道 矢吹ICと磐越自動車道 小野ICを結ぶ自動車道専用道路で、高速道路と一体となって高速交通ネットワークを形成しています。この道路は、地域の広域的な連携や交流を支えるとともに、福島空港へのアクセス道路としての役割も担っています。総延長は35.9kmです。
 このうち、福島県道路公社が管理する矢吹中央IC~玉川IC間(延長=約6.6km)が有料区間で、その他の区間は無料となっています。

●県南・相双地域間のアクセスが向上しました!

 県では、福島県復興計画に基づき、避難指示解除区域等と周辺の主要都市を結ぶ国道や県道など、8つの主要な路線を「ふくしま復興再生道路」と位置づけ、整備を進めています。このうち、令和6年4月に、あぶくま高原道路の小野ICから県道 小野富岡線までの9.2kmの区間が「県道 吉間田滝根線(広瀬工区)」として開通しました。
 この開通により、あぶくま高原道路を利用することで中通り中部・南部地域と相双地域とのアクセスが向上し、さらに便利になりました。​

●春に向けて見どころ満載!

 あぶくま高原道路沿線周辺には、桜をはじめとする景観スポットが数多く点在しています。玉川村の「金比羅桜」、石川町の「いしかわ桜めぐり」、平田村の「ジュピアランド」、古殿町の「越代の桜」、小野町の「夏井千本桜」など、ほかにも見どころが満載です。この春はあぶくま高原道路を活用して、沿線の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか?詳しくは、福島県道路公社のホームページをご確認ください。
 【問い合わせ先】福島県道路公社 0248(41)2171

 

情報ボックス

自動車税種別割の減免申請手続きのお知らせ

 身体に障がいのある方、知的障がいのある方、精神障がいのある方のために使用される自動車で、一定の要件に該当する場合は、申請により自動車税種別割の減免を受けることができます。
 減免申請期限は、6月2日(月)です。代理の方でも申請が可能です。
 詳しくは、県ホームページまたは最寄りの地方振興局県税部へお問い合わせください。

◆問い合わせ先 最寄りの地方振興局県税部 または 県庁税務課 024(521)7070

 

ふくしまプレデスティネーションキャンペーン開催

 県内各地域にあふれる魅力と復興に向けて力強く歩み続ける福島の今を「来て」「食べて」「感じて」いただけるよう、地元観光関係者や自治体とJRグループが一体となって、特別企画やイベントなどを展開していきます。
 ぜひ、開催期間中にご家族、ご友人も誘って一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか!!
■開催時期:4月1日(火)~6月30日(月)
■場  所:福島県全域
◆問い合わせ先 県庁観光交流課 024(521)7398

 

第35回全国産業教育フェア福島大会(さんフェア福島2025)

 全国の専門高校等で学ぶ高校生が福島県に集い、日頃の学習成果を発表することを通して、産業教育の魅力ある取り組みを発信する大会を開催します。ぜひ、ご来場ください。
 大会開催に当たり、ご支援いただける個人、企業及び団体などを募集しております。協賛のご案内は、大会ホームページをご確認ください。
■日  時:10月25日(土)、26日(日)
■場  所:ビッグパレットふくしま、郡山総合体育館、郡山女子大学、聖光学院高等学校
■入 場 料:無料
■協賛申込方法:大会ホームページから「協賛申込書」をダウンロードする。
◆問い合わせ先 さんフェア福島2025実行委員会事務局
        (教育庁高校教育課内)024(521)8643

今年は5年に一度の国勢調査が行われます!

 我が国の人口・世帯の実態を明らかにすることを目的として、10月1日を調査期日に、日本国内に住んでいるすべての人と世帯を対象に調査します。
 それに先立ち、9月下旬に調査票を配布します。回答方法には郵送、調査員への提出、インターネット回答がありますが、スマホやパソコンから24時間いつでも回答ができるインターネット回答がかんたん便利ですので、ぜひご利用ください。
 なお、視覚障がい者向けのサポートとして、インターネット回答をする際の音声読み上げ機能があるほか、調査書類を入れた封筒には音声コードが印刷されます。
 また、回答のサポートを行う国勢調査コンタクトセンターでは、インターネットによる代理回答も受け付けます。

◆問い合わせ先 お住まいの市町村役場 または 県庁統計課 024(521)7145

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点字図書館だより

1.受賞おめでとうございます

 当館の図書製作に尽力され、令和6年度に表彰を受けられた奉仕員の皆さんをご紹介します。       
                                (五十音順・敬称略)
◆令和6年度各種功労者知事表彰(令和6年5月21日)
 斎藤 悦子(点訳)

◆公益財団法人 鉄道弘済会 第54回「朗読録音奉仕者感謝行事」
・朗読録音奉仕者(地区表彰) (令和6年9月13日)
 河野 加代子(音訳)
・朗読録音奉仕奨励賞            (令和6年10月18日)
 氏家 喜代美(音訳)、佐藤 仁子(音訳)、 佐藤 文子(音訳)、鴫原 朋子(音訳)、 渡辺 恵子(音訳)

◆福島県点字図書館館長感謝状(令和6年9月29日)
 曲山 千秋(点訳)、松坂 知代子(点訳)、力田 佐知子(音訳)、柳内 律子(点訳)

◆「福島県社会福祉大会」における知事感謝状​(令和6年11月14日)​

 ​坂井田  虎三郎(点訳)、鈴木 英夫(点訳)、誉田 文子(音訳)

◆「福島県社会福祉大会」における社会福祉協議会会長表彰(令和6年11月14日)​
 菅野 俊夫(点訳)、菊地 睦子(点訳)、黒田 明美(音訳)、佐藤 百合子(点訳)、三雲 保(点訳)


◆厚生労働大臣表彰(令和6年11月26日) 
 筒井 惠子(点訳)​

◆日本盲人社会福祉施設協議会 第72回全国盲人福祉施設大会 ​
 奉仕活動者(ボランティア)表彰 (令和6年11月29日)​
 佐藤 喜久子(点訳)、鈴木 豊子(点訳)

2. 「点字図書館のつどい」について

 令和7年度は、「点字図書館のつどい」を開催いたします。
 日程は下記のとおりです。詳細は、次号(第322号)でお知らせします。

■開催日 8月3日(日)
■会 場 コラッセふくしま(福島市三河南町)

3. 貸し出し担当からのお願い​

 点字図書・デイジー図書のご利用ありがとうございます。最近では、シミのついた図書や何かがこびりついた図書、ケースの中に食べ物の破片、髪の毛、ティッシュペーパーやゴミなどが一緒に入った状態で返却されることが大変増えています。全国の点字図書館からお借りして皆さまにお届けしているものもあります。汚損・破損・紛失の場合は、弁済していただくこともありますので、取り扱いには十分にお気を付けください。特に飲食したままの手で図書館資料に触れることはおやめください。手指をきれいにしてから読書を始めましょう。次の方が楽しみに待っています。みなさんが気持ち良く読書ができるよう、気配りをお願いします。​

◆県点字図書館 024(531)4950

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みんなの広場

「初めての点訳」​
点訳奉仕員 鹿島 茂一(福島市)
 
「はじめてのおつかい」と言うテレビ番組が有り、観る側も少しの不安と共に観て、終われば一緒にほっとする、ほのぼのとした番組でした。
 先日、点字図書館から初めての点訳を終えた記念に製本した点字本を渡すから来訪をとの電話を受け、そのほのぼのとした感情が胸の内を温かくするのを感じていました。この年齢で、「はじめてのてんやく」です。
 工業高校を卒業後、技術畑に勤め、その後は常駐警備員として長く働いていましたが、新たなチャレンジをしたく、75才で退くと決めていましたので、74才で点訳養成講座に参加させて頂き、76才でデビュー。喜寿になって「初めての点訳」を終え、このような感覚を与えて頂くとは望外のことでした。
 「初めての点訳」作業は、惨憺(さんたん)たるものでした。分かち書きのミスは言うまでも無く、例えば地の文に二重鍵をそのまま使って何十か所も指摘を受けたり、確認不足のミスを何度も繰り返したり。校正の方達を始め、周囲の方々には面倒と迷惑の掛けっぱなしであったと申し訳なく思っています。
 とは言え、初志貫徹!90才を越えるまでの継続を目指していますので、皆さまこれからもよろしくお願いいたします。

協力会だより

福島県ロービジョンネットワーク活動に参加​

 本会では、県内のロービジョンの方(視力や視野に障がいがあるが、完全には失明しておらず残された視力、視野を使うことによって、情報を得ながら日常生活を送る方)への支援を目的に、医療、福祉、教育やボランティアなどの垣根を越えて情報交換や研さんのための福島県ロービジョンネットワーク活動に参加しています。
 ネットワークの主な活動は、年3回開催されているフォーラムです。
 昨年は3月に「暮らしに希望と安全を~福島県の在宅支援訓練~ 」をテーマにオンラインで、また昨年11月には「視覚障がい者とキャッシュレス時代」をテーマにハイブリット形式で開催されました。
 本会では、当フォーラム等を通して日常生活用品(用具)の入手などについての相談やあっせんを行っています。日常生活用品(用具)には、目が不自由でない方でも使うととても便利な用品がたくさんあります。詳しくは、事務局までお問い合わせください。​

~名刺・封筒に点字印刷を~

 本会では、名刺・封筒に点字印刷を行っています。
 点字を印刷した名刺は、点字の丸いふくらみを通して、渡された方に温かな気持ちが伝わります。
 また、点字の封筒は、触っただけで「〇〇からの封筒」であることを視覚に障がいのある方に伝えることができます。
 バリアフリーの一環として、新しくつくられる名刺・封筒に、点字を印刷してみませんか。
 詳しくは、事務局までお問い合わせください。

◆県視覚障がい者協力会 024(533)4085(FAX兼用)
 

生活支援センターだより

「センスプレーヤー教室」を開催​
 
令和7年2月5日以降「プレクストーク リンクポケット」でサピエデイジーオンラインサービスが使えなくなり、データのダウンロードなどができなくなりました。
 リンクポケットと同じサイズの機器としては、令和5年5月にエクストラ社から「センスプレーヤー」(価格99,800円)が発売されました。日常生活用具の給付対象品目です。
 しかし、県内で「センスプレーヤー」を活用している視覚障がい者は決して多いとは言えません。
 そこで、1月19日に当館閲覧室にて「センスプレーヤー教室」を開催しました。
 当日は、エクストラの担当者を講師としてZOOMで繋ぎ、参加者6名の視覚障がい者が「センスプレーヤー」に触れながら学びました。
 「センスプレーヤー」は、スマホくらいの大きさの機器です。機能は、デイジー図書の再生、デイジーオンラインを使ってデイジー図書の検索やダウンロード、OCR機能を使用した活字文書の読み上げ、音楽データの再生・録音、FMラジオ、カラーリーダーなど、多彩な機能を備えた携帯型OCRマルチプレーヤーです。
 参加者の皆さんからは、文字入力がリンクポケットと同じようにできるのが良い、簡単な操作でデイジー図書のダウンロードや再生ができるなどの声がありました。
 生活支援センターでは、「センスプレーヤー」を常時1台展示しており、職員が使用法について説明します。
 お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。

◆県視覚障がい者生活支援センター 024(535)5275
 

福祉協会だより

高度化PICS体験会が県内各地で開催されました

 高度化PICS(歩行者等支援情報通信システム)が、県内4市、11箇所に新たに設置され、昨年12月に体験会が開催されました。
(設置場所は、点字広報ふくしま 2024年7月 第317号で既報)
 高度化PICSとは、バリアフリー対応型信号機の一種で、高齢者や障がい者などの歩行者に、交差点の名称や歩行用信号機の状況を音声で提供し、安全に交差点の横断を支援するシステムです。
 このシステムを活用するには、スマホに無料専用アプリ(信GO!)をインストールする必要があります。
 このアプリを起動させて、高度化PICSが設置されている交差点に近づくと、音声で歩行者用信号の状況「青、青点滅、赤」と、歩行者用信号の「青、赤」の経過時間(残り時間)を教えてくれます。
 初期設定では、交差点の「南北方向の信号が青になりました」または、「東西方向の信号が赤になりました」と音声で教えてくれますが、自分の分かりやすい名称に変えることも可能です。
(福島県警察本部交通部交通規制課資料から抜粋)
 体験会は、福島市では昨年12月17日「曾根田駅前交差点」で、郡山市は23日「郡山駅前南交差点」で、いわき市は24日「市役所前交差点」で、会津若松市は25日「神明通り北交差点」で、それぞれ行われました。
 地元の視覚障がい者の皆さん、ボランティアの皆さん、行政担当者などが参加し、アプリを起動させ、音声を聞きながら横断歩道を歩きました。
 参加者からは、音響信号機が稼動していない時間帯でも音声で歩行者用信号機の状況が分かるので安心して横断できる、アップルウォッチとの連動ができるともっと便利など、多くの意見・感想がありました。

◆県視覚障がい者福祉協会 024(535)5275