東京都と水素社会の実現に向けた連携協定を締結
このたび、福島県と東京都は、水素社会の実現に向け、モビリティ分野等における普及拡大、グリーン水素の活用促進、水素関連産業の振興等を図るため、相互に連携・協力して取組を実施することを目的として、連携協定を締結しましたので、お知らせいたします。
1 協定内容
別紙のとおり
2 署名日
令和7年2月17日(月曜日)
3 締結式出席者
内堀 雅雄 福島県知事
小池百合子 東京都知事
4 協定締結式にあたってのコメント
(1)内堀雅雄 福島県知事
福島県では、震災と原発事故からの復興を成し遂げ、持続的発展が可能な社会を創り上げるため、再エネ先駆けの地や水素社会の実現に向けた挑戦を続けており、水素モビリティ等の更なる普及拡大を目指すための新たな方針も打ち出したところです。
本協定は、モビリティ分野における水素燃料への転換の促進や、本県産グリーン水素の更なる利活用の拡大に寄与することが見込まれます。今回の協定締結を契機に、多くの事業者の皆さんとの連携の輪をさらに広げながら、着実に取組を進めてまいります。皆さんの力を借りながら、水素を未来のエネルギーではなく、私たちの目の前の重要なエネルギーとなるよう、しっかりと取り組んでまいります。
(2)小池百合子 東京都知事
東京都は、水素の需要拡大を大消費地である東京で加速するため、水素ステーションの整備や燃料電池モビリティの導入などを進めております。
都と福島県が力を合わせることで、東京・福島間の幹線物流などで、水素モビリティの普及が図れるものと考えております。都内でも、福島県産のグリーン水素の更なる活用を進めてまいります。これからも、福島県内でグリーン水素の大規模な製造が始まり需要と供給がうまく連携していくことで、水素活用の裾野がさらに広がっていきます。グリーン水素の社会実装を強力に進め、世界の脱炭素化にも貢献する、持続可能な未来を確実に引き寄せていきましょう。