ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 消防保安課 > 高齢者等火災予防対策について

高齢者等火災予防対策について

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月6日更新

高齢者、子どもなどの犠牲を出さないための対策・注意点

1 火災から命を守るために

 火災による死者の発生原因は、放火等自殺等を除くと半数以上が「逃げ遅れ」です。高齢者や乳幼児、身体の不自由な方等は、逃げ遅れを防ぐため1階で就寝していただくのが安全です。
 迅速な避難のためには、日頃から避難口は二方向に確保していただき、避難路に物を置いて塞いだりすることがないようにしてください。
 万が一火災が発生した場合、炎が天井まで達していたら初期消火は困難ですので、煙にまかれないように姿勢を低くして素早く避難し、一度避難したら絶対に家の中に戻らないでください。

2 火を出さないために

 暖房器具は、揺れを感じた場合や転倒した場合に自動的に消火する装置や異常過熱防止装置などの安全装置が付いている「安全暖房器具」を使いましょう。
 調理器具は、天ぷら油の過熱をセンサーで感知して自動的に火を消したり、コンロの火が立ち消えした場合に自動的にガスを止める機能が付いている「安全調理器具」を使いましょう。

3 火災の発生を早く知るために

  「住宅用火災警報機」の設置をおすすめします。煙感知式・熱感知式の2種類があり、ネジ等で簡単に天井へ取り付けできます。屋外に警報ブザーを設置して近隣に知らせることもできます。

4 素早く火を消すために

 軽量で扱いやすい「住宅用消火器」を台所、玄関、二階などに置いてください。火災の熱を感知して自動的に消火薬剤を放出する「住宅用自動消火装置」も初期消火に大変効果があります。
 最近は、火災による熱を感知して自動的に放水する「住宅用スプリンクラー設備」も普及していますので、高齢者宅の新築・増築の際には、施工業者に相談してみるとよいでしょう。

5 火を拡げないために

 寝具や衣類、カーテンなどは、燃えにくく加工された「防炎製品」の使用をおすすめします。

6 地域のみんなで力を合わせましょう

 ひとり暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯、日中には高齢者や乳幼児だけが家にいる世帯が増えています。隣近所の協力体制を作り、地域ぐるみで火災から守りましょう。

~お知らせ~ ここで、紹介した住宅用防火機器については、(社)福島県消防設備協会(Tel024-522-1944)または、各支部(各消防本部内)へお問い合わせください。なお、「住宅用火災警報器・住宅用自動消火装置」については、高齢者世帯を対象とした設置費の補助制度もありますので、お住まいの市町村の福祉担当課へお問い合わせください。

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。