活断層調査成果の概要
平成7年1月17日早朝に発生したマグニチュード7月3日の兵庫県南部地震は、地殻の浅部で発生するいわゆる「直下型地震」であり、未曾有の被害となった阪神・淡路大震災を引き起こしました。
この地震では、既に知られていた活断層である野島断層沿いに地震断層が出現したため、改めて活断層の存在が注目されることとなりました。
科学技術庁(現:文部科学省)では、平成7年度に、全国の主要な活断層98の位置、規模、活動度等について地方自治体が主体となって調査を実施していくため、地震調査研究交付金(平成9年度からは、地震関係基礎調査交付金)を制度化しました。
福島県では、平成8年度以降この交付金を受けて、県内の主要活断層である福島盆地西縁断層帯、会津盆地西縁断層帯及び双葉断層について、断層活動の間隔や活動した場合の地震の規模等を明らかにすることを目的に、調査を実施しました。
これらの活断層調査に当たっては、「福島県地域活断層調査委員会」を設置し、同委員会の指導の下に調査を行いました。
本ページは、県による活断層の調査結果や地震の発生メカニズム等を、分かりやすく整理してまとめたものです。県民や閲覧者の方々の、今後の地震防災活動の参考資料として活用していただければ幸いです。
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(会津盆地西縁断層帯新宮第2トレンチ南側壁面写真) |
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