伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に伴う周辺環境への影響について
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月24日更新
伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に伴う周辺環境への影響について
伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置が行われた農場周辺で、令和4年11月から令和7年12月まで河川及び地下水の調査を実施しましたが、その結果、有意な変動はなく、異常は認められませんでした。
調査項目の概要
・基本的な項目
pH(水素イオン濃度)、EC(電気伝導率)
・埋却物の影響を確認する項目
TOC(全有機炭素)、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
・消毒剤の影響を確認する項目
pH、カルシウムイオン(石灰成分)、陽イオン界面活性剤(消毒剤の成分)
〈参考〉環境基準値
・河川水
pH 6.5以上8.5以下、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下
・地下水
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下
調査結果
- 試料採取日 令和4年11月29日~令和7年12月8日
- 調査結果
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採水地点 |
pH |
EC(mS/m) |
TOC(mg/L) |
カルシウムイオン(mg/L) |
陽イオン界面活性剤(mg/L) |
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(mg/L) |
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| 河川 | 農場上流側 | 7.7~8.6 | 15~36 | 1.9~4.6 | 16~26 | <0.2 | 0.2~1.2 |
| 農場下流側 | 7.7~8.2 | 15~37 | 1.9~4.8 | 16~26 | <0.2 | <0.2~1.2 | |
| 地下水 | 農場周辺5地点 | 6.6~8.0 | 7~35 | <0.5~2.7 | 4.9~49 | <0.2 | <0.2~7.9 |
※農場上流側のpHについて、令和7年度の結果が環境基準値の範囲(6.5~8.5)から外れていますが、採水地点が農場上流側であることから防疫措置の影響を受けたものではありません。
