感染症情報センター
| TOPへ戻る | バックナンバー |
|---|
今週の週報
患者情報(各週更新)
今週のトピック
【無菌性髄膜炎について】
福島市で1例報告があり、昨年と比較して、2026年現時点での報告頻度が高い傾向が見られます。
無菌性髄膜炎は、髄液中に細菌が検出されない、ウイルスや非感染性疾患が原因となる髄膜炎です。
ウイルス性の場合では、エンテロウイルス、ムンプスウイルス及びヘルペスウイルスが主な病原体であり、接触感染、経口感染、飛沫感染で伝播し、感染力が強い傾向にあります。
手洗い、うがい、消毒等のウイルスへの基本的な感染対策が重要です。
【結核について】
3例届出があり、昨年と同様、高齢者や外国出生者が多くを占めている状況です。
外国人労働者を多く雇用する事業所や高齢者施設は、既存の感染対策に加え、結核対策としての定期健康診断を実施し、早期発見に努めましょう。
【E型肝炎について】
1例報告がありました。
E型肺炎は、E型肺炎ウイルスに汚染された水や加熱不十分なブタ・イノシシ等の動物の肉を接種することで感染し、腹痛、黄疸等の症状を生じます。
予防法として、豚肉や猪肉等のジビエ肉の十分な加熱や、手洗い等の衛生管理の徹底が重要です。
【播種性クリプトコックス症について】
1例報告がありました。
真菌のクリプトコックス属が病原体となる疾患で、真菌を含んだほこりを吸引することにより、主に免疫機能が低下した方が発症します。
ヒトからヒトへ感染することはありませんが、発熱、頭痛、咳から、肺炎、脳障害によるけいれん、意識障害等まで、症状も多様です。
熱帯地域等の流行地での土ほこりの吸引には注意が必要です。
また、免疫機能が低下している方は土ほこりの吸引や鳥のふんの接触を控えましょう。
患者発生状況
定点把握疾患・全数把握疾患の発生状況について記載しています。
定点把握疾患
【インフルエンザ】
福島市、県中、会津は今後の動向に注意が必要です。
【RSウイルス感染症】
いわき市で流行が見られます。
【咽頭結膜熱】
南会津で流行が見られます。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
県北で流行が見られます。
【水痘】
県中で流行が見られます。
【クラミジア肺炎】
1例報告がありました。(定点当たりの報告数は0.14)
【無菌性髄膜炎】
1例報告があり、報告頻度が高い傾向です。(定点当たりの報告数は、0.14)
【新型コロナウイルス感染症(入院)】
5例報告があり、前週より増加しています。(定点当たりの報告数は、0.71)
全数把握疾患
【結核】
3例(福島市1、郡山市1、いわき市1)、うち患者2例(20代1例、30代1例)、無症状病原体保有者1例です。
【E型肝炎】
1例(福島市)、年代別は40代です。
【劇症型溶血性レンサ球菌感染症】
1例(福島市)、年代別は80代です。
【侵襲性肺炎球菌感染症】
1例(県南)、年代別は30代です。
【梅毒】
2例(郡山市)、年代別は20代1例、40代1例です。
【播種性クリプトコックス症】
1例(いわき市)、年代別は70代です。
【百日咳】
3例(県南1、会津1、いわき市1)、年代別は学童1例、10代2例です。
急性呼吸器感染症(ARI)患者情報(各週更新)
今週、当県で発生した急性呼吸器感染症(ARI)の発生状況です。 ⇒ PDFはこちら
週別報告数

年齢別報告数

前週比増減状況

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

