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学校の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年6月24日更新

目次

 1.校長あいさつ
 2.設置目的
 3.沿革
 4.教育目標
 5.教育方針
 6.専門教育の内容
 7.用地・施設
 8.学校案内
 9.学校評価

 

 

1.校長あいさつ

 福島県は、お米をはじめ、桃やきゅうり、福島牛など、おいしくて魅力あふれる農産物に恵まれています。震災や原子力災害という困難を経験しましたが、農業者や関係者の皆さんの努力により、生産は少しずつ力強さを取り戻し、今では全国の方々に喜んでいただける農産物をお届けできるようになってきました。
 本校は昭和63年に開校して以来、農業の現場で役立つ技術や経営の力を学ぶ場として、これまで約2千名の卒業生を送り出してきました。実習を中心に、仲間と一緒に学ぶことで、「自分で考える力」や「挑戦する力」を育むことができます。
 これからの福島の農業を支えていくのは、皆さんの新しい発想や行動力です。自然と向き合い、人とのつながりを大切にしながら、地域に貢献できる農業者をめざして、ぜひ一緒に学んでみませんか。
 本校では、令和6年度にアグリ探求棟や学生寮を、令和7年度にはスマート農業トレーニング施設や食堂を新しく整備し、より快適で学びやすい環境が整いつつあります。新しい環境で、皆さんをお迎えできることを心から楽しみにしています。

 

2.設置目的

 実践的な農業の技術力と優れた経営力を備えた地域のリーダーとなる農業者の育成

 

3.沿革

【沿革】
年 月 事 項
昭和10年3月 福島県立修錬農場として設置
昭和18年4月 矢吹原修錬農場
昭和23年4月 矢吹原実験農場
昭和25年4月 福島県矢吹原経営伝習農場
昭和49年4月 福島県農業経営研修所矢吹教場
昭和54年4月 福島県農業経営大学校
昭和63年4月 福島県立農業短期大学校
福島県農業短期大学校、福島県農業経営大学校及び福島県会津農業センター(長期研修課程)の県内3教育研修機関を発展的に統合し、県内唯一の農業者教育施設として開校。
平成18年4月 福島県農業総合センター農業短期大学校
福島県農業総合センター(郡山市日和田町)開所に伴い、県内試験研究機関と教育機関が再編統合され、校名変更。
平成20年4月 専修学校化(専門課程・本科のみ)
平成27年4月 全寮制から希望入寮制に変更
平成29年4月 学部名称変更・学科再編
学部名を農学部から教育のねらいを直接的にあらわす農業経営部に変更。入校時から学生が自ら希望する就農分野と就農目標(自家就農・農業法人への雇用就農)を明確化したうえで専門性を深化させた実践教育を行うため、これまでの3学科(農産・園芸・畜産学科)から5経営学科(水田・野菜・果樹・花き・畜産経営学科)に再編。

 

4.教育目標

(1)生産性・収益性の高い農業の実現に向けて行動できる人材の育成(実践力)
 実習中心の実践的な学修で専門知識や高度な生産技術を習得するとともに、卒業研究では実証データに基づき課題を分析・整理し、確かな成果を導く力を養成することで、生産性・収益性の高い農業の実現に向けて行動できる人材を育成する。

(2)時代の変化を捉え、中長期的なビジョンを力強く描ける人材の育成(経営力)
 農業経営に資する関連法規やマーケティング等の知見のほか、時代の変化に即応できる経営管理能力を習得し、自らの経営や地域農業の中長期的なビジョンを力強く描ける人材を育成する。

(3)豊かな人間性と柔軟な発想で本県の農業振興をけん引できる人材の育成(人間力)
 主体的な探究心と幅広い教養、高度なコミュニケーション能力を育み、地域の課題を自分事として捉え、柔軟な発想で本県農業の振興をけん引できる人材を育成する。

 

5.教育方針

(1)農業に関する基本的な知識・技術の確実な習得
 学生の実態に応じてカリキュラムや指導方法を創意工夫し、本県の農業に関する現状や基礎的な知識の理解を醸成するとともに、実習を通じて栽培・飼養の管理技術や農業機械の基本操作を習得させ、農業者としての土台を構築します。

(2)高度な専門知識や先進技術等の習得
 各経営学科(水田、野菜、果樹、花き、畜産)において講義、実習等を体系的に実施するとともに、先進農家等留学研修などの校外活動や、スマート農業トレーニングフィールド等を活用したスマート農業技術の実践的な学修に取り組むなど、農業経営に必要な高度な専門知識や先進技術等を習得します。

(3)優れた農業経営の判断力と管理能力の養成
 農業経営に資する経営戦略や財務管理のほか、マーケティングやリスク管理などの知見を深めるとともに、卒業研究において自ら生産から販売まで実践するとともに、経営シミュレーションや実証データに基づく成果の検証等に取り組むことで、優れた農業経営の判断力と管理能力を養成します。

(4)社会情勢の変化に即応できる幅広い視野や柔軟な発想力等の養成
 企画研修や海外農業研修のほか、国内外の先進的な農業経営に直接触れる機会を積極的に設け、国際化や消費動向などの社会情勢の変化に即応できる幅広い視野と、課題解決に向けた柔軟な発想力や行動力を養成します。

(5)地域農業のリーダーに不可欠な社会性と指導力の養成
 持続可能な農業経営に資するGAP(農業生産工程管理)や関係法規の理解を深め、食の安全や環境保全等への責任感を醸成するとともに、学生主体の農産物直売活動や地域・農家等との交流を通じて、高いコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を習得させ、地域のリーダーに不可欠な社会性と指導力を養成します。

 

6.専門教育の内容

(1)本校は、学生が自ら考え、学びを深めていく場です。短い在学期間の中で、農業経営に必要な知識と技術を身につけるために、学生は受け身ではなく、はっきりとした目的意識をもって学ぶ姿勢が大切です。

(2)授業は、講義や演習に加え、実験や実習などで構成されており、これらを関連づけながら、農業経営に資する総合的な知識と生産技術の習得を目指しています。

(3)講義は、1学年では一般的な教養を高める科目に加え、農業の基礎を幅広く学ぶ概論や、専門分野の基礎を習得する科目で構成されています。2学年では、さらに専門性を深める経営各論などの科目を中心に学習します。

表1 各経営学科における学習面の教育目標と重点事項
経営学科 教育目標 重点事項
水田 土地利用型農業経営で必要となる専門的知識や技術、経営管理手法等について学ぶとともに、実習や各種研修等を通じて実践力を習得する。

・土地利用型農業経営における重要な課題である水田の高度利用を念頭に置き、田畑輪換や輪作体系、省力・低コスト技術について学ぶ。
・経営上不可欠な課題である消費者が求める安全・安心な農産物の生産をはじめ、6次化、スマート農業、GAP(農業生産工程管理)の概要と生産現場での対応等について学ぶ。

野菜 県内で生産されているきゅうりやトマト、アスパラガス等の主要な品目を中心に、野菜栽培を行うために必要な知識や技術、経営管理手法等について習得し、本県野菜経営を担う人材を育成する。 ・省力化や高収益に関する知識や技術、消費者が求める安全・安心な農作物の生産、GAPの概要及び生産現場での対応について学習する。
果樹 県内で生産される主要な果樹を中心に栽培に関する知識と技術を習得し、本県果樹産業を担う人材を育成する。

・生産技術と合わせて、環境への影響や安全・安心な生産物の提供について意識を醸成する。
・GAPに関する教育の実践により、卒業後の即戦力となる人材を育成する。

花き 花き経営を行う上で必要な基礎的な知識や技術、経営管理手法について、実習や各種研修等を通して実践的に習得する。 ・高品質・安定生産技術で栽培した花きを日持ち性向上に取り組み、直売実習で販売するまでを一貫して実践し総合的に学習する。
畜産 自家就農や農業法人へ就職し、農業経営を実践する人材を育成する。 ・乳用牛、肉用牛を対象とした家畜の飼養管理をはじめ、自給飼料生産、耕種部門との連携、安全・安心な畜産物生産や付加価値を高める加工技術など、畜産経営に必要とされる専門的な知識を幅広く学び技術を習得する。

 

表2 学年別の学習内容
経営学科 1学年 2学年
水田 ・食用作物の栽培や加工を通して基礎的な技術、観察力などを身につける。
・県内外の研修や先進農家等留学研修等により、実践的な経営感覚を養う。

・稲作、畑作両分野のより専門的な講義と実習を履修し、水田の高度利用に関する知識と技術を習得する。
・卒業論文は稲作、畑作の選択制とし、栽培や調査研究を通して、それぞれの分野における技術と経営感覚を醸成し、実践力を身につける。

野菜 ・講義と実習を通して、野菜栽培の基礎的な技術の習得と作物の生育の観察力を養成する。
・先進農家等留学研修や県内研修等を通して先進技術を学習する。
・省力化や高収益に関する知識や技術、消費者が求める安全・安心な農作物の生産、GAPの概要及び生産現場での対応について学習する。
果樹 ・講義や実習を通して、果樹に関する基礎的な知識や技術を習得する。
・先進農家等留学研修や県内外の先進事例調査研修を通じて果樹経営と果樹産業の情勢を体感する。

・より専門的な講義や実習を通し実践力を身に付ける。
・卒業論文調査研究を通じて、自らが考えて行動し課題を解決する能力や判断力を養い、地域農業や地域振興を担う人材を目指す。

花き ・花き全般に関する基礎的な知識や本県の代表的な花きの生産技術や品質管理技術を講義や実習を通して学習する。
・各種研修を通して、先進農家の事例や試験研究の内容、市場流通から販売まで学習する。
・フラワーデザイン演習を通して飾花技術を習得するとともに、消費者に求められる花の品質等を学習する。
・卒業研究を通して、自主的に栽培管理から販売まで一貫して行うことで、花き経営を行う上で必要な基礎的・専門的な知識や技術、経営管理手法を実践的に学習し、経営者として必要な技術を習得する。
・1学年への指導・助言を通して、リーダーとしての指導力を養う。
畜産 ・乳用牛、肉用牛についての講義、演習、実験、実習を通して基礎的な知識、技術を身につける。
・先進農家等留学研修や県内研修の実施により、畜産経営の現場を踏まえた実践力を養う。
・より専門的な講義や実習により、就農後、即戦力となる技術を身につける。
・卒業論文のテーマを乳用牛と肉用牛他畜産分野から課題を選択し、飼養管理の実践や調査研究を通してそれぞれの分野での高度な技術と経営感覚を醸成し、実践力を身につける。

 

7.用地・施設

面積

総面積 51.9ha
建物敷地 5.7ha、水田 5.1ha、畑 23.3ha、原野 3.0ha、山林 9.8ha、その他 5.0ha

主な施設

【施設】
施設区分 主な施設
教育施設 本館(教室、教養ホール、視聴覚室、職員室、事務室、会議室、講師室)、研究実験棟(各学科、専攻教室(ゼミ室)、実験演習室、研究室)、アグリ探求棟(クリエイティブホール、ゼミ室)、多目的学習棟(図書室、情報処理演習室、学生ホール)、学生寮、食堂、体育館、テニスコート
実習教育施設 実習教育棟、作業棟(園芸、農産)、機械格納庫、園芸作物用栽培ハウス、果実選果場、養液栽培温室、育成栽培管理温室、パイプハウス、乳牛舎、肉牛舎、肥育牛舎、分娩育成舎、飼料調整室、畜産加工演習棟、農機具保管庫、スマート農業トレーニングフィールド
研修施設 研修棟、農業機械実習棟、トラクタ運転練習コース、農産加工技術センター

 

8.学校案内

 

9.学校評価

 福島県農業総合センター農業短期大学校では、学校教育法(昭和22年法律第26号)第42条及び第43条の規定に基づき、教育活動その他の学校運営について目標を設定し、その達成状況や達成に向けた取組の適切さ等について評価し、組織的・継続的な改善を図りながら、評価結果の公表による説明責任を果たすとともに、大学校・保護者・地域・関係機関の連携協力のもと、教育の質の保証とその向上を図るため、学校評価を実施しています。

実施要領

令和7年度

令和6年度

令和5年度

令和4年度

 

 

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