大雪に備えましょう!
12月から3月にかけて県内各地で降雪が続きます。県内には豪雪地帯に指定されている市町村もあり、警報級の大雪となる場合もあります。
雪害は、雪崩、除雪中の転落事故などの豪雪地帯特有の災害に加え、路面凍結による交通事故や歩行中の転倒事故など、豪雪地帯以外でも発生する災害もあります。雪害に備えて、今から雪に対する正しい知識を深めましょう。
事前の準備
情報収集
気象情報や、市町村の発出する避難情報に注意しましょう。
特に、大雪に関する気象情報は、予想される数日前から発表されます。
雪害が発生しそうなときは、不要・不急の外出は控えるようにしましょう。
〇参考「気象庁ホームページで確認できる情報」
気象庁は「今後の雪」として、24時間前から現在までの降雪量と今後6時間先までの降雪予報を公開しています。今後の雪の状況がどうなるかを把握することが出来るので有効活用しましょう。
〈リンク〉「今後の雪」(気象庁)
除雪・防寒グッズ、備蓄品の確認
・除雪用具(スコップ、滑りにくい靴)を準備しておきましょう。
・停電になることもあるため、防寒具(カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど)を用意しましょう。
電池式のラジオやモバイルバッテリーがあると、停電時でも情報を得やすくなります。
・凍結により断水が発送する可能性もあります。水や食料を3日分を目安に備蓄しましょう。
ガスが停止した場合に備えてカセットコンロも用意しておくと便利です。
大雪が降った際に注意すること
雪道の車の運転に注意
出展:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202112/2.html)
・やむを得ず車で外出される場合、ライトを必ずつけ、安全運転を心がけましょう。
大雪時は視界、道路状況が普段より悪いので、焦らずゆっくり、車間距離を十分にとりましょう。
・スタックなどにより、長時間車両が動かせなくなることがあります。
スコップなどの除雪器具、毛布などの防寒具、非常用食料や水、携帯トイレを準備しておきましょう。
・万が一立ち往生してしまった場合、排気ガスが車内に充満してしまうこともあります。
エンジンを切るようにしましょう。やむを得ず、車のエアコンで暖をとる場合は、
マフラーが塞がっていないか定期的に確認し、換気も行いましょう。
雪道の歩行に注意
出展:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202112/2.html)
・雪用の滑りにくい靴を着用し、小さい歩幅で、靴の裏全体を路面につけて歩きましょう。
・転倒しないようにバランスをとったり、受け身をとったりするため、両手は自由に使えるようにしておきましょう。ケガ予防のために手袋や帽子を着用することも大切です。
除雪作業に注意
〔除雪中の事故を防ぐために〕
〇雪かきや雪下ろしは必ず2人以上で行いましょう。
〇屋根からの落雪に注意しましょう。
〇除雪機を使用する場合は、正しい使い方を理解し、安全装置を無効化することは絶対にしないでください。
〇参考「雪下ろし安全10箇条」
出展:(国土交通省ウェブサイトhttps://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/kokudoseisaku_chisei_tk_000064.html)
雪崩・融雪に注意
・積雪の多い斜面には出来るだけ近づかない。
・増水した河川や池の周囲には近づかない。
・雪崩の兆候を見つけたら、すぐにその場から離れる。
・万が一のときの避難場所を確認しておく。
大雪啓発ポスター
【関連】
雪害では、どのようなことが起こるのか(外部ページ・首相官邸HP)
◇冬みち情報(外部ページ・福島河川国道事務所HP)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)