ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 福島県教育委員会サブサイト > 「令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果の概要をお知らせします

「令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果の概要をお知らせします

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月20日更新

1 令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査について

(1)実施期間

 令和6年4月から令和6年7月末までの期間

(2)調査対象者

  • 小学校、義務教育学校前期課程、特別支援学校小学部の5年生全員
  • 中学校、義務教育学校後期課程、特別支援学校中学部の2年生全員

 ※特別支援学校に在籍している児童生徒については、その障がいの状態を考慮して参加の是非を判断しています。

(3)調査事項

 実技に関する調査(8種目の新体力テスト)、質問紙調査(運動習慣、生活習慣等)

2 本県の結果の概要について

(1)体力・運動能力について

  • 「体力合計点平均値」について全国平均値と比較すると、小5女子(9回連続)、中2男子(4回連続)、中2女子(2回連続)が全国平均値を上回りました。
  • 小5男子は、全国平均値を下回りました。
  • 中2男子の「体力合計点平均値」は、現行調査を開始した平成25年度以降で最も高い値となりました。

(2)種目別体力・運動能力の概要について【令和6年度全国平均値との比較】

種目別体力・運動能力の全体的な傾向

  •  「握力」 「反復横とび」 「立ち幅とび」は、全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。
  • 中2男女については、上記に加えて「持久走」「20mシャトルラン」「50m走」「ハンドボール投げ」で全国平均値を上回りました。
  • 令和5年度同様、「長座体前屈」は全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りましたが、中2男女については昨年度に比べて改善が見られました。

 (3)運動習慣等について【令和6年度全国平均値との比較】

運動・スポーツへの意識(運動やスポーツをすることは「好き」の割合)

 中2男子で全国平均値を上回りましたが、小5男女及び中2女子で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業に対する意識(体育・保健体育の授業は「楽しい」の割合)

 中2男女で全国平均値を上回り、小5男女で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業に対する意識(助け合い、教え合いによる「できる・わかる」の経験が「いつもある」の割合)

 小5男子及び中2男女で全国平均値を上回りましたが、小5女子で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業におけるICTの活用(ICT機器の活用による「できる・わかる」の経験が「いつもある」の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。一方、全ての調査学年・男女で令和5年度の値を上回りました。

運動部への所属割合

 全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。

地域のスポーツクラブへ所属

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。一方、全ての調査学年・男女で令和5年度の値を上回りました。

健康な生活に対する意識(運動、食事、休養及び睡眠に気を付けた生活を送れているかが「思う」の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。

1週間の総運動時間(月~日) ※体育科・保健体育科の授業時間を除く

 中2男女で全国平均値を上回りましたが、小5男女で全国平均値を下回りました。

朝食を毎日べる割合

 全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。

毎日の睡眠時間(毎日の睡眠時間が小学生:9時間以上、中学生:8時間以上の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

スクリーンタイム(平日1日3時間以上の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

(4)児童生徒の体力・運動能力向上のための取組について

 今年度の調査結果やこれまでの取組の反省を踏まえ、以下のような児童生徒の体力向上に向けた取組を推進し、児童生徒一人一人の健康課題の解決につなげていきます。

 ア 体育科・保健体育科の授業の一層の充実とさらなる取組

  ・ 授業改善に向けた研修会の開催

  ・ 「運動量の確保を意識した授業づくり」「息の弾む時間を意図的に設定した授業づくり」

  ・ 静的・動的ストレッチの時間確保による柔軟性の向上(毎時間・短時間)

  ・ 一人一台端末の効果的な活用を通した「できる・わかる授業」の推進

 イ 本県独自の取組の継続と質的改善

  ・ 「ふくしまっ子児童期運動指針」を参考にした児童の身体活動時間の確保

  ・ 自校の体力的課題に応じた「体力向上推進計画書」の作成と実践

  ・ 「運動身体づくりプログラム」の実践を通した動きたい体・動ける体づくり

  ・ 「自分手帳」の効果的な活用による健康マネジメント能力の育成

  ・ 幼児期からの運動習慣形成の重要性に対する意識の醸成

令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

R6_結果の概要 [PDFファイル/303KB]

資料1・2 [PDFファイル/263KB]

資料3 [PDFファイル/181KB]

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)