令和6年度第4回廃炉安全確保県民会議
開催結果
令和6年度第4回廃炉安全確保県民会議
令和7年1月28日(火)、令和6年度第4回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全確保県民会議(略称:廃炉安全確保県民会議)を福島市で開催しました。
◆概要
今回の会議では、東京電力から燃料デブリの取り出しの取組状況、ALPS処理水の海洋放出の実績・今後の計画、燃料取り出しに向けた工事の進捗、横置きタンクの解体について説明がありました。
構成員からは、「燃料デブリの取り出し完了までどの程度時間がかかるのか」、「解体された横置きタンクの鋼材の利用はどうなっているのか」などの質問があったほか、「燃料デブリ取り出しの方法について、イメージが見えてこない」、「大熊町・双葉町など、原発事故被災地域の復興をどのようにしていくのか、ビジョンを考えながら廃炉を進めていかなければならない」などの意見がありました。
◆議長まとめ
〇廃炉を巡っては、まだまだ難しい局面が続いており、何十年という長い時間がかかる中で、安全かつ着実に廃炉を進めていただき、常に緊張感を持ち、気を引き締めながら取り組んでいただきたい。
〇いつも言っていることであるが、正確でわかりやすい情報発信に常に努めていただきたい。こういった情報発信は県民の安心や風評を少なくしていくことに繋がると思う。
〇本日の会議で構成員の方から色々と発言があったが、廃炉の問題が地域に非常に大きな影を投げかけていると感じる。市町村の方々は自分たちの町が今後どうなっていくのか、観光業等に携わっている方にとっても、先行きが不透明であることに大きな不安を感じている。そういった心配があるということを常に忘れず、心に留めながら、しっかり取り組んでいただきたい。
議事録
完成次第、掲載いたします。
会議資料
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