平成26年度福島県立病院事業決算
平成26年度福島県立病院事業の決算状況
診療状況
平成26年度に県立病院で診療を行った患者数は、入院が延べ 73,890人で、前年度より 6,825人(8.5 %)減少し、外来は延べ 94,459人で前年度より 10,459人(10.0 %)減少しています。
なお、大野病院は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故により休止しています。
収支状況
平成26年度における病院事業収益は6,840,883千円で、前年度と比較して61,295千円(0.9%)増加しています。
一方、病院事業費用は8,378,866千円で、前年度と比較して943,444千円(12.7%)増加しています。
この結果、病院事業収益から病院事業費用を差し引いた純損益は1,537,983千円の損失となり、損失額は前年度と比較して882,149千円(134.5%)増加しています。
また、医業収益の2,803,754千円から医業費用の5,863,464千円を差し引いた医業損益は3,059,710千円の損失となり、損失額は前年度と比較して276,657千円(8.3%)減少しています。
なお、今年度、純損益で大きな損失が生じる主な理由としては、
(1)地方公営企業法の改正に基づき、平成26年度から新会計制度への移行による「減損会計」の適用により、固定資産の実勢価格が帳簿価格より過小となっているものについて、適正な評価を行ったことによるものです。
具体的には、遊休資産となっている旧会津総合病院の建物部分の資産価値を減額するなど、特別損失に約12億円計上しています。
(2)また、実際に建物を解体した旧喜多方病院の資産減耗分約2億3千万円を計上したことによるものです。
決算概要(以下のリンクからダウンロードできます。)