■日時 令和2年3月18日(水曜日)15時40分~15時45分
■会場 応接室
【発表事項】
1 令和元年度第8号補正予算の概要について
【質問事項】
1 令和元年度第8号補正予算について
2 東京五輪 聖火リレーについて
【発表事項】
令和元年度第8号補正予算の概要を発表いたします。今回の補正予算は、国が示した新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策を踏まえ、喫緊に措置すべき経費について計上いたしました。その主な内容といたしましては、個人向け緊急小口資金の特例貸付、社会福祉施設や幼稚園のマスク等対策、医療機関における受入環境の整備、県立学校の臨時休業に伴う給食費の負担などに要する経費を計上いたしました。
以上により、一般会計における補正予算の総額は、4億6,100万円、本年度予算の累計額は1兆5,157億3,900万円となります。
【質問事項】
【記者】
今回、補正予算案を編成するに当たり、明日が議会の最終日という中で、補正予算のねらいについて伺います。
【知事】
今回の補正予算では、国が示した新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策を踏まえ、喫緊に措置すべき経費について計上いたしました。主な内容として、個人向け緊急小口資金の特例貸付、社会福祉施設や幼稚園のマスク・消毒液対策、医療機関における受入環境整備、県立学校の臨時休業に伴う給食費の負担など、国の緊急対応策を踏まえ、喫緊に取り組むべき課題に対応していくものであります。
感染症に関するこれまでの状況の中で、県民の皆さんの生活や事業活動に様々な影響が及んでいます。今回の補正予算により、県としても、迅速かつ適切な対策をしっかりと講じていきたいと考えております。
また、新型コロナウイルス感染症への対策は、迅速に行うことが最優先であります。これまでこの考えのもと、既に相談体制の強化や衛生研究所における検査の実施、特別資金の創設による事業者の資金繰り支援など、緊急に対応しなければならない経費に不足が生じないよう、既存予算を活用して対応してきたところです。今回は、国の緊急対応策を踏まえた補正予算を編成したものであります。これまで活用した予算と合わせ、県民の皆さんの不安解消と感染拡大防止に向け、取り組んでまいります。
【記者】
昨日、聖火リレーのグランドスタートやセレブレーションなどについての大会組織委員会の考え方が示され、県からも、当初予定していたステージプログラムを中止するという発表がありました。知事の受け止めについて伺います。
【知事】
昨日、組織委員会から、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえた福島県、栃木県及び群馬県における聖火リレーの実施形態が発表されました。「グランドスタートやセレブレーションにおける一般の方の入場観覧の中止」、「ステージプログラムの中止」、「市町村の独自盛り上げ施策の中止」などの感染症対策が示されたところであります。
これまで、沿道等での応援や地域の魅力発信など、多くの地域、多くの住民の皆さんが関わり、福島県全体で盛り上げる聖火リレーとなるよう、市町村と連携しながら準備を進めてきたところです。
子どもたちを始め、楽しみにされていた県民の皆さんの気持ちを思いますと、非常に残念ですが、厳しい現状を踏まえ、やむを得ないものと考えております。組織委員会におかれても苦渋の決断であったかと思います。県といたしましては、組織委員会や市町村、関係機関の皆さんと緊密に連携し、組織委員会が示した感染症対策に取り組みながら、着実に準備を進めてまいります。
(終了)
【問合せ先】
○発表事項
1 令和元年度第8号補正予算の概要について
→総務部財政課 電話024-521-7027
○質問事項
1 令和元年度第8号補正予算について
→総務部財政課 電話024-521-7027
2 東京五輪 聖火リレーについて
→文化スポーツ局オリンピック・パラリンピック推進室 電話024-521-8676