ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 「チャレンジ県ふくしま! ~ 福島県知事 内堀雅雄のページ ~」 > 定例記者会見 > 令和7年度 > 知事記者会見 令和8年3月23日(月曜日)

知事記者会見 令和8年3月23日(月曜日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月31日更新

【発表事項】

1 ふくしまデスティネーションキャンペーンのテーマソング・CMのリリースについて

 来週から始まる「ふくしまデスティネーションキャンペーン」のテーマソングとCMが完成しましたので、発表いたします。
 テーマソングは、本県出身の山口隆さんがボーカルを務める「サンボマスター」の皆さんに制作していただきました。
 ふくしまDCを通じた出会いや再会をイメージした歌詞で、タイトルは「またあえるかな」です。
 また、映像制作については、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんの監修の下、県内59市町村の県民の皆さんに御協力を頂き、撮影を行いました。
 それでは、CMの一部をご覧ください。
 ご覧いただいたCMは、本日から、首都圏及び県内でテレビ放映を開始します。
 また、Youtube広告として配信されるほか、ふくしまDC特設サイトや県の公式Youtubeチャンネルにおいても、ご覧いただくことができます。
 多くの皆さんに今回のCMをご覧いただき、たくさんの方々に福島県を訪れていただくことを期待しています。

【質問事項】

1 ふくしまデスティネーションキャンペーンCMの印象について

【記者】
 発表事項に関して、知事がCMをご覧になった率直な印象をお聞かせください。

【知事】
 サンボマスターの山口隆さんが歌い上げる「またあえるかな」を聞いて、胸が熱くなりました。
 福島出身の山口さんだからこそ込めることができた、ふるさと福島への熱い思い、愛情が感じられます。
 そして、映像の中で59市町村の魅力とともに、県民の皆さんが、旗や手を振りながら見せてくださる笑顔、これが何よりも尊い「地域の宝」だと感じています
 箭内道彦さんの監修の下、福島の風景がこれほどまでに輝かしく、美しく描かれたことに感動しています。
 これこそが、私たちが全国、そして世界に誇る「ふくしまアート」であると確信しています。
 是非、多くの方々に、福島に「来て」「見て」「食べて」「しあわせの風」を感じていただけることを願っています。皆さん、是非、福島にお越しください。

2 サンボマスター起用の理由について

【記者】
 山口さんはサンボマスターとして、震災後一貫して福島の復興を応援してくれていますが、改めて、今回起用した理由や、知事が期待することなどがありましたらお願いします。

【知事】
 2011年3月、福島県は震災と原発事故に見舞われました。
 特に、2011年は、我々にとって本当に厳しい状況の中にありました。危機管理対応をどうしたらいいのか、復興をどう進めて行けばいいのか、正に暗中模索の日々が続いていました。
 そのような中、サンボマスターの山口さん、そして箭内さんたちが「I love you & I need you ふくしま」という曲を制作し、公開していただきました。
 また、その歌には、今回のCMのように県内の皆さんが一緒に笑顔で頑張るぞという思いを込めたバージョンと、日本中から応援を送ってくださるバージョンを制作していただいたことが、今でも私たちの心の中にあります。
 歌の力、文化の力、アートの力は、復興を前に進める、逆境・困難を乗り越えようとする人々にとって、大きな力になることを、2011年に感じたところであります。
 それから15年が経って、今回のテーマソングは、当時と曲調も違いますし、雰囲気も違いますが、「I love you & I need you ふくしま」の続編かなと、私は個人的に捉えております。
 この15年間で、福島の復興は前に進んでいます。一方で、広い県内で、それぞれの地域が置かれている状況が違うことも、このCMや動画の中で確認することができます。
 風評と風化の問題、そして第一原発の廃炉対策など、様々な問題があります。そのような中で、震災と原発事故から15年が経過した福島に、是非、国内外から多くの方々に足を運んでいただいて、「見て」「聞いて」「食べて」「感じて」いただくこと、そして笑顔になっていただくことが、4月からスタートする「ふくしまデスティネーションキャンペーン」の一番の大きな本質だと私は感じています。

3 県漁連による海産魚介類の自主検査体制見直しについて

【記者】
 県漁連が先週、今まで全魚種を対象にしていた放射性物質の検査を抽出検査に移行する方針を固めました。
 段階的な拡大の途中ではありますが、本格操業に向けて大きな一歩かと思います。知事の受け止めを伺います。

【知事】
 先週開催された福島県地域漁業復興協議会において、県漁連から海産魚介類の自主検査体制を見直す方針が示されました。
 県漁連と関係漁協による自主検査は、平成24年から開始された沿岸漁業の試験操業において、消費者の皆さんに安心感を持っていただくための取組として、非常に重要な役割を果たしてきました。
 今回の見直しは、これまでの自主検査の結果を踏まえ、県の緊急時モニタリング検査により安全性を確保した上で、本県水産業を震災前の状態に回復させる取組の一つとして行われるものであります。
 この見直しにより、産地市場における負担の軽減が図られ、沿岸漁業の水揚げ拡大がより加速することを期待しています。
 県としては、引き続き、緊急時モニタリング検査に取り組むとともに、漁協等による自主検査を支援するなど、県産水産物の安全・安心の確保を図ってまいります。

【記者】
 本格操業に向けた県漁連の取組に関して、県産品のフェアや海産物の販売が好評ではあるものの、物が少なく、もっと獲ってほしいとの声も根強いという話を耳にします。少しずつ前に進んでいく中で、そういった部分が改善されれば、より福島の風評払拭にもつながると思いますが、知事はどのようにお考えでしょうか。

【知事】
 正に同じ思いでおります。
 今回、自主検査体制の見直しが図られ、大事な前進となります。
 そして、御承知のとおり、「常磐もの」は非常に評価が高く、特に、東京の水産物を取り扱っている皆さんからは「非常においしい」「新鮮で品質が高い」という評価を頂いております。
 一方で、「まだロット(量)が十分ではない」「是非、増やしてほしい」という声を、私自身も聞いております。
 また、スーパーマーケットや百貨店、様々な小売店において、「常磐もの」のフェアが行われ、消費者の皆さんにも本当に喜んで買っていただき、おいしいという評価を頂いているところであります。
 今後、漁業、水産業の復興を着実に進めていくためにも、こういった見直しを契機に、漁業者の皆さんが水揚高を上げていただき、復興が一歩一歩、着実に進んでいくことにつながることを期待しております。

4 メガソーラーについて

【記者】
 先週、政府がメガソーラーの導入支援について、2027年度以降は廃止するという方針を正式に発表しました。
 福島県がメガソーラーの導入支援を進めてきた中で、一つの岐路かと思いますが、メガソーラー導入に関わる地域の反発などの課題も多くあります。改めて、県として今後どのように再エネの導入を進めていくか伺います。

【知事】
 福島県は、復興に向けた主要施策の一つに、「再生可能エネルギーの飛躍的推進」を位置付け、様々な取組を進めてきました。
 また、「福島県2050年カーボンニュートラル」の実現を図る上でも、再生可能エネルギーの果たす役割は一層重要なものとなっています。
 一方で、近年、大規模な開発を伴う再生可能エネルギー設備の設置事業が、福島県内も含めて、全国各地で大きな社会問題となっており、これは正に国全体の問題であります。
 こういった全国の状況を受け、今般、政府においても、方針の見直しを行ったものと受け止めております。
 再生可能エネルギーの導入を進めるに当たっては、再エネの種別や規模にかかわらず、法令を遵守し、地元の方々の御理解の下、安全や環境、景観に十分配慮し、地域との共生を図ることが何よりも重要であります。
 このため、国や市町村と連携しながら、地域と共生した再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでまいります。

5 ナショナルサイクルルートの認定に向けた取組について

【記者】
 福島県で進めているナショナルサイクルルートの認定に向けた取組の現状について、25年度(今年度)は整備を進めた上で、現在どこまで取組が進んでいるのか、今後の見通しについてお伺いいたします。

【知事】
 本日の午後、国土交通省において、ナショナルサイクルルートの第三次指定に向けた「候補ルート」を選定するための審査委員会が開催されます。
 ふくしま浜通りサイクルルートのナショナルサイクルルート指定に向けては、これまで、国、県、浜通り地域等の市町村及び民間事業者で構成される協議会を設置し、官民一体となって、地域の機運醸成はもとより、受入環境や走行環境の整備など、指定の要件を満たすための取組を行ってきました。
 今回の審査委員会は、ナショナルサイクルルートの候補となるルートを選定するものであります。ナショナルサイクルルートの指定に向けては、今後、複数回の審査委員会を経る必要がありますが、本日の審査委員会において、ふくしま浜通りサイクルルートが候補ルートに選定されることを期待しています。

【記者】
 認定された場合の県への相乗効果、地域の振興に向けた効果への期待を改めてお願いします。

【知事】
 福島県の浜通り地方は、南はいわき市から、北は新地町まで、正に海沿いを走る大切なサイクルルートとなります。
 御承知のとおり、このエリアは2011年3月の地震、津波、原発事故、風評被害、これら全ての影響を受けました。その後も、令和元年東日本台風や令和3年、令和4年の福島県沖地震、そしてコロナ禍など、本当にこの15年間のあらゆる逆境・困難を全て経験してきた地域が、この浜通りであります。
 また、帰還困難区域が設定され、一時期は国道6号も含め、一般の方々が十分に通行できない時期もありました。
 このような浜通りに、多くのサイクリストの皆さんが国内外から集まり、浜風を感じながら北上していただく、南下していただくことは、今、福島県が復興をどのように前に進めようとしているのか、逆境・困難をどう乗り越えようとしているのか(を体感していただく)、ホープツーリズムとも連動するものであります。
 また、美しい青い海を見ていただき、先ほどもお話しした「常磐もの」の海の幸を味わっていただくことは、ブルーツーリズムにもつながります。
 デスティネーションキャンペーンにおいても、サイクリングのために来ていただくお客様が多くおられると思いますので、ナショナルサイクルルートの指定を何とか頂いて、その上で、福島県の浜通りの観光振興、地域の復興に、つなげていきたいと考えています。

(終了)

 

【発表事項】
1 ふくしまデスティネーションキャンペーンのテーマソング・CMのリリースについて
 →商工労働部観光交流局観光交流課 電話024-521-7298
【質問事項】
1 ふくしまデスティネーションキャンペーンのCMの印象について
 →商工労働部観光交流局観光交流課 電話024-521-7298
2 サンボマスター起用の理由について
 →商工労働部観光交流局観光交流課 電話024-521-7298
3 県漁連による海産魚介類の自主検査体制見直しについて
 →農林水産部水産課 電話024-521-7375
4 メガソーラーについて
 →企画調整部エネルギー課 電話024-521-8417
5 ナショナルサイクルルートの認定に向けた取組について
 →商工労働部観光交流局観光交流課 電話024-521-8734