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知事記者会見 令和8年7月27日(月曜日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年7月31日更新

【質問事項】

1 「ふくしま浜通りサイクルルート」のナショナルサイクルルート指定について

【記者】
 先日、自転車のナショナルサイクルルートに「ふくしま浜通りサイクルルート」が指定されました。
 改めて知事の受け止めと、指定の効果をどういかしていくのかお伺いします。

【知事】
 先週、「ふくしま浜通りサイクルルート」が東北地方初のナショナルサイクルルートに指定されました。
 沿線自治体や関係団体、地域住民の皆さんなど、多くの方々が指定に向けて一体となって取り組んできた成果であり、改めて感謝を申し上げます。
 今回の指定は、浜通り地域の魅力が認められた証であり、本県にとって大きな誇りであります。
 「ふくしま浜通りサイクルルート」は、美しい太平洋の景観を楽しめるだけでなく、東日本大震災と原発事故からの復興を進めている「福島の今」を体感できる、世界でも類を見ない特色を持ったサイクルルートであります。
 今回の指定を新たなスタートとし、ナショナルサイクルルートのブランド力をいかしながら、国内外から多くのサイクリストの皆さんに訪れていただくことができるよう、更なる受入環境の充実や情報発信等に取り組んでまいります。
 特に、台湾や欧米、豪州を中心として、サイクルツーリズムへの関心が高まっています。
 「ナショナルサイクルルート」というブランド力をいかしながら、「ふくしま浜通りサイクルルート」ならではの強みを積極的に発信するなど、海外プロモーションを強化し、長期滞在型の旅行客の誘客につなげていきたいと思います。
 さらに、子どもから高齢者まで楽しめるルートとして、国内外からサイクリストや御家族連れなど、幅広い観光客を呼び込み、交流人口の拡大と地域経済の活性化につなげてまいります。
 また、サイクリングは地域をゆっくりと巡ることができます。
 このため、復興の現状や地域の皆さんの思いを、深く感じていただけることを期待しています。
 東日本大震災と原発事故という過酷な複合災害からの復興の歩みといった、正に「福島の今」を直接肌で感じていただくことができるよう、沿線自治体や民間事業者の皆さんと連携しながら、サイクリストの受入環境の充実や地域資源の磨き上げなどに努めてまいります。

2 高校生のスポーツでの活躍について

【記者】
 東日本国際大学附属昌平高校の甲子園初出場が決定しました。また、ふたば未来学園高校が全国高等学校体育大会バドミントン競技で男女ダブル優勝しました。
 この2校の活躍についてお伺いいたします。

【知事】
 先週、全国高校野球選手権福島大会の決勝戦が行われました。
 東日本国際大学附属昌平高校が優勝し、夏の甲子園初出場を決められました。
 本当におめでとうございます。
 優勝に至るまでには、僅差で勝利を収めた試合もあるなど、苦しい中にあっても、選手の皆さんが決して諦めることなく、夢に向かって一生懸命挑戦を続ける姿は、復興に向けて歩み続ける私たち県民に多くの感動と勇気を与えてくれました。
 初出場となる夏の甲子園では、全国の強豪校との厳しい戦いが待っています。
 福島県代表としての誇りと、これまで支えてくださった方々への感謝の思いを胸に、憧れの舞台で大いに活躍されることを心から期待しています。
 そして、バドミントンについてであります。
 先週、全国高等学校体育大会バドミントン競技において、ふたば未来学園高等学校が、団体で男女ダブル優勝を果たされました。
 おめでとうございます。
 男子は3年振り、女子は7年振りの優勝となります。
 そして、ダブル優勝は2017年以来9年振りの快挙であり、本当にうれしく思います。
 常に高い目標を掲げ、努力を積み重ねてこられた選手の皆さんと、選手たちを励まし、見守ってこられた関係の方々に、心から敬意を表します。
 ふたば未来学園高等学校の活躍は、私たち県民に勇気、元気を与えてくれるとともに、復興に向かって力強く歩みを進める「福島の姿」を全国に発信していただいたと感じております。
 選手の皆さんの今後の活躍を心から応援しています。

3 高校生の部活動に対する支援について

【記者】
 スポーツ以外の文化系も含め、最近は高校生の活躍が非常に目立っています。
 こうした状況を踏まえ、県として高校生の部活動に対する支援をされていく予定やお考えがあれば教えてください。

【知事】
 今の高校生の皆さんは、東日本大震災と原発事故が発災したとき、生まれて間もないという状況でありました。はっきりとした記憶があるかは、高校3年生と1年生でも状況が異なると思いますが、東日本大震災と原子力災害を直接体験している最後の世代と言えると思います。
 高校生たちが、その後の15年間でしっかりと成長を続けながら、文化・スポーツなど様々な分野で、自分のやりたいことに一生懸命心を込めて努力を重ね、すばらしい成果を上げる、目標に向かって挑み続ける姿は、正に福島県の復興の本質の一つかと思います。
 県としては、公立高校、私立高校と共に、文化スポーツの振興のために様々な施策を講じているところであります。
 また、全国大会に出場される学校には私自身が激励を行うことも含め、若い世代の皆さんが、全国で、世界で、活躍することができるよう、幅広い応援を続けていきたいと思います。

4 国会の議論について

【記者】
 先日、国会が閉会しました。この会期中の議論をどのように御覧になっていましたか。また、この後、消費税に関する議論が本格的に大詰めになってくるかと思いますが、これについてどのような議論や方向性を期待されるか教えてください。

【知事】
 特別国会が閉会をしたところでありますが、この国会において、今後の国政にとって重要な幅広い議論が行われ、結果として法案が成立しているところであります。やはり国会において、与野党それぞれの立場で議論をしっかり重ね、国民としての一つの方向性をつくっていただくことは、非常に重要だと考えております。
 消費税の減税については、社会保障国民会議において、様々な議論がなされてきているところであり、その動向を注視しております。
 消費税は、社会保障の財源や地方交付税の原資にもなっており、仮に消費税の減税が行われた場合、県民の皆さんの暮らしや地方財政にも影響を及ぼすことが考えられます。
 そのため、今後、代替財源の確保や将来世代の負担、地方行財政サービスへの影響、国際金融情勢等に十分配慮した丁寧な議論を行うことが重要だと考えております。
 先般、鳥取県において行われた全国知事会議において、社会保障制度の見直し等を議論し、全国知事会としての方向性を取りまとめ、(地方税財政常任委員会の)代表である河野宮崎県知事から政府与党に、直接提言を差し上げているところであります。
 こういった地方の声にも配慮しながら、しっかり議論を継続し、方向性を見いだしていただきたいと考えております。

5 原子力災害からの福島復興再生協議会について

【記者】
 本日この後、福島復興再生協議会が開かれます。会議前ですが、会議に臨むに当たって、課題や国にどのようなことを求めていくかをお聞かせいただけますでしょうか。

【知事】
 本日、福島復興再生協議会が開催されます。出席される牧野復興大臣を始め、政府関係者の皆さんに対し、福島県が今なお直面している課題等について丁寧に説明するとともに、避難地域の復興・再生や被災者の生活再建、風評払拭・風化防止対策の強化、福島イノベーション・コースト構想の推進など、本県の復興を更に進めるため、特に重要な項目について意見を申し上げてまいります。
 国においては、引き続き、福島の復興・再生に最後まで責任を持ち、国の総力を挙げて取り組んでいただきたいと考えております。
 また、この復興再生協議会は、私以外にも市町村長さん、あるいは経済団体、農業団体等各団体の代表者の皆さんが出席されます。そういった方々の現場の声、地域の思いというものを真摯に受け止めていただくことを期待しております。


(終了)

【質問事項】

1 「ふくしま浜通りサイクルルート」のナショナルサイクルルート指定について
 →商工労働部観光交流局観光交流課 電話024-521-7128
2 高校生のスポーツでの活躍について
 →教育庁健康教育課  電話024-521-7777
3 高校生の部活動に対する支援について
 →教育庁健康教育課  電話024-521-7777
 →教育庁高校教育課  電話024-521-7769
 →総務部私学・法人課 電話024-521-7047 
4 国会の議論について
 (消費税)
 →総務部財政課 電話024-521-7027
  総務部税務課 電話024-521-7066
(全国知事会) 
 →総務部政策調査課     電話024-521-7018
  保健福祉部保健福祉総務課 電話024-521-7217
5 原子力災害からの福島復興再生協議会について
 →企画調整部企画調整課 電話024-521-8624